2016年、優秀な外国籍労働者の誘致を目指す。台湾政府の思惑とは?

2015-12-18

優秀な外国籍の人材を確保する目的として、行政院は外国人の雇用に関する規制緩和を開始すると発表しました。
中央社によると、外国籍の人材に対して職歴や賃金の規制を撤廃し、ポイント制によって労働許可を与えるとのことです。2016年1月よりこの新制度が始まり、労働部は年間で年間6,000~7,000人の外国籍の人材誘致が見込められるとの予測をしています。

政府はなぜこのような新制度の適用を決定したのでしょうか?

台湾では優秀な人材の海外流出が止まらないのです。労働部によると、年間で約2~3万人のホワイトカラー労働者が海外流出しているとのこと。

台湾の所得水準が他の先進国に比べ低いことが大きな原因と考えられます。自分の価値向上のため、修士号や博士号まで取得し、より報酬の高い欧米や日本などで就職する若い台湾人が増えているのです。

今回のように優秀な外国籍の人材を誘致するのも台湾経済を支えていくためには大変重要ですが、台湾政府としては、自国民の優秀な人材流出を防ぐ対策も今後真剣に考えていくことになるでしょう。

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