鴻海精密工業(ホンハイ)16年上半期発明特許出願数トップの裏側。

2016-08-30

シャープを買収したことで日本でも有名になった鴻海精密工業(ホンハイ)。
先日、経済部経済部智慧財産局(日本の特許庁に相当)が発表した今年上半期(2016年1月~6月)における台湾法人の発明特許出願件数において、ホンハイは合計352件でトップでした。毎日2件あたりの発明特許を出願しているペースになります。

そんなホンハイは、ビジネスの成功への道筋として4つのステップを挙げています。

1.模倣
2.研究
3.創造
4.発明

創業当初から、ホンハイは日本企業をはじめとする外国企業を「模倣」し「研究」することで多くを吸収してきました。また、技術指導者として多くの日本人を雇い入れ社内の技術力アップに努めてきました。

台湾人はよくメンツを大切する、と言いますが、ホンハイのテリー・ゴウ会長によれば
「メンツを失くすことを恐れる人は最後に何もかも失う。」とのこと。

つまり、プライドを捨てて分からないことはどんどん人に聞くべきだ、ということを強調しており、ホンハイでは他社を模倣し研究することが推奨されてきたのです。

「模倣」して「研究」したら、次はそこから新しいものを「創造」していく力が必要になります。
ホンハイでは創造力を強化するための従業員教育に大変力を入れており、若い幹部に対しては「新世紀幹部班」と呼ばれる研修プログラムがあります。

また、創造を持った従業員の採用にも積極的です。2006年には「技術副統括数名募集。面接は郭会長が直接行う。」という広告を各メディアに出しており、ホンハイは人選にいかに注力しているかが分かります。

今年上半期で台湾法人としてトップの発明特許を出願したホンハイ。
これも「模倣」「研究」「創造」「発明」のサイクルが企業全体に染み込んでいた結果といえるかもしれません。

無題
(画像出所:http://jp.reuters.com/article/sharp-restructuring-foxconn-idJPKCN0VE01H)

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