鴻海精密工業が製造したPepper。ストックビジネスを考える。

2015-11-19

台湾と日本の大手企業が提携し生産された超人気商品が先日、日本で再発売されましたね。
それは人型ロボット「Pepper(ペッパー)」です。
Pepper(ペッパー)は、フランスのアルデバランロボティクスとソフトバンクモバイルにより共同開発され、2014年6月に発表されました。

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が製造し、2015年2月、6月、7月そして、10月に数量限定で発売され、いずれも1分で完売となっています。

pepper
(画像:ソフトバンクホームページより)

ストックビジネスとは

株式会社アットオフィス代表取締役大竹孝啓裕氏は、このPepper(ペッパー)は「ストックビジネス」というビジネスモデルであると著書「ストックビジネスの教科書(ポプラ社)」の中で述べています。

ストックビジネスの定義は、以下2つです。(「ストックビジネスの教科書(ポプラ社)」p51)
①継続的にお金が入る。
②売ることができる。

「①継続的にお金が入る。」とは、定期的にかつ確実にお金が入ってくること。
たとえば、塾経営など生徒さんから毎月決まった学費が支払われるビジネスなどがそれにあたります。

「②売ることができる。」とは、スキルなどに関係なく誰でも売ることができること。
たとえば、駐車場経営などロケーションが良ければオーナーのスキルに関係なく売ることができるビジネスがそれにあたります。

一度獲得したお客様が一回の取引で終わらせない、つまりお客様をストックするというイメージですね。

そしてこのPepper(ペッパー)は、本体価格19万8,000円で購入しても中身は空っぽで使用することができません。使用するには、基本プラン(14,800円/月 × 36ヵ月)、保険パック(9,800円/月 × 36ヵ月)に加入する必要があるのです。これは「①継続的にお金が入る」しくみですね。
また、Pepper(ペッパー)のようなハイテクな商品は、ある特定の人がいなければ売れない、というものではありません。「②売ることができる」ビジネスであるとおいうことです。
このしくみは毎月の基本料金を徴収して高機能の携帯電話を売るビジネスにも似ていますね。さすがソフトバンクといった感じです。

あなた自身、消費者として毎月料金を払っているものが以前よりも多くなってきていると感じることはありませんか?
ストック型のビジネスは最近のトレンドでもあります。
台湾でのビジネスを考えるときでも、ストック型のビジネスを考えていくことが重要になってくるでしょう。

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