台湾進出で自問自答すべきマーケティングに関する3つの質問

2015-05-08

f8d14720feea1a0e8f44b251fc0f821a_s台湾への進出は将来のアジア進出の足がかりとなる大変重要で魅力のある選択のひとつです。その一方で、台湾進出を決断するということは、あなたの会社にとって時間、費用、労力をかけた大きな挑戦となり、当然ながら多かれ少なかれリスクが伴います。特に新市場に進出する場合は、マーケティング戦略はイチから考える必要があります。

以下は、我々バース国際コンサルティング協会が提唱する、台湾進出を決断する前に自問自答すべきマーケティングに関する3つの質問です。これらに自問自答してみて、台湾進出があなたの会社にとって本当に正しい選択であるかどうかを今一度検討してみましょう。

台湾進出で自問自答すべきマーケティングに関する3つの質問

ゆび矢印1.台湾進出は本当にベストなアイディアなのか?

台湾進出をしたことで、自社商品販売増につながった、
台湾進出をしたことで、東南アジア進出の足がかりとなった、
そのような成功事例がいくつかありますが、それはすべての会社に当てはまると言うわけではありません。
台湾進出に適している事業もあれば、適してない事業もあるといえます。

私の大好きな名言、アメリカ映画『Field of dreams』の「If you build it, he will come. (あなたが造れば彼が来る)。」という言葉があります。

まずは、何か造ってみよう、そうしたらお客様が来る。まずは実行することの大切さを表現した言葉だと思います。しかし、台湾進出に関しては、この言葉を信じすぎてはいけません。あなたが台湾に何でも造れば、台湾人顧客があなたのもとにやってくると言うわけではありません。台湾人顧客があなたの元へ行きたくなるような商品やサービスを提供する必要があります。

点矢印画像あなたの商品・サービスのニーズが台湾にあるのか。
点矢印画像そのニーズはどの程度のものなのか。
点矢印画像台湾市場での競争率はどのくらいなのか。
点矢印画像市場規模はどのくらいなのか。
点矢印画像顧客のポテンシャルはどのくらいあるのか。
点矢印画像台湾で商品やサービスを提供するだけの人材が揃っているのか。
点矢印画像進出する業界の市場トレンドは上向きなのか、それとも下向きなのか。

台湾進出を決断する前に上記の質問に自問自答し、台湾進出があなたの会社にとって本当にベストなアイディアかどうかを検討する必要があります。

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ゆび矢印2.台湾市場でどのくらいのパフォーマンスをあげることができるのか?

台湾進出はあなたの会社にとってベストなアイディアと判断したら、次に行うことは、あなたの会社がそれを行うだけの力があるのかということです。
台湾進出は、日本での市場開拓とは勝手が違い、日本国内では必要のなかった多くの知識やノウハウが必要になってきます。

点矢印画像台湾市場においてあなたの商品やサービスを顧客にうまく提供できるのか。
点矢印画像あなたの会社の商品やサービスは台湾顧客に受け入れられるのか。
点矢印画像台湾市場において効率的に販売できるのか。
点矢印画像台湾の市場調査にどのくらいの費用と時間をかけることができるのか。

これらに自問自答してみる必要があります。

ゆび矢印3.そのビジネスモデルは儲かる仕組みになっているのか?

台湾進出を決断する前に、台湾でやろうとしているそのビジネスモデルは儲かる仕組みになっているのかを検討する必要があります。

赤やじるし●価格
価格のストラクチャーがどのような設定になっているのか、しっかりと利益になっているのか、を確認する必要があります。一般的に、台湾で売る商品は日本よりも安価で売る必要が出てきます。台湾の市場自体も日本の約5分の1程度であり、ポテンシャル顧客数はどうしても少なくなる可能性があります。その中で、どのような価格設定をして利益を上げるのかを考えていく必要があります。

赤やじるし●流通
台湾では、B2BのビジネスなのかそれともB2Cのビジネスなのか、を考えましょう。B2Bであれば、どのような販路が考えられるのか、販路開拓のための人脈はあるのか、などを考える必要があります。B2Cであれば、台湾一般消費者はあなたの商品を買うためにどのような行動を起こすのか、お店を開くのであれば、どのロケーションが最適なのか、などを考える必要があります。

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赤やじるし●商品
あなたの会社の商品やサービスは、台湾の既存商品と比べてどのような差別化があるのかを考えましょう。また、競合商品となるのは既存の台湾商品だけでとは限りません。あなたと同じように日本から台湾進出してきた日本商品も、競合商品の対象となりえます。その中で、あなた顧客は競合商品ではなく、あなたの商品を買わなければならない理由を明確にすることができるのか、を商品戦略の段階で考えていくことが大切となります。

赤やじるし●販促活動
すでに日本国内で人気のある商品は、その評判が台湾にはすでに伝わっており、既に認知度がある可能性があります。しかし、多くの商品は、台湾に進出した段階ではまだまだ台湾市場での知名度は低く、ある程度費用をかけた販促活動が必要になってきます。的確な販促活動ができるのか、どのような販促活動が台湾では有効なのか、などを考えていく必要があります。

赤やじるし●フランチャイズ
台湾ではフランチャイズビジネスが大変盛んです。大手企業の看板を借りて、自分たちが起業家として一旗あげよう、と考える台湾人が非常に多いからです。特に日本のブランドは台湾人にとって大変魅力であり、 日本企業のフランチャイズビジネスが大変盛んなのが台湾市場の特徴でもあります。フランチャイズビジネスで利益をあげることができるのかも検討してみる必要があります。

まとめ

台湾で新たにビジネスをやるときには、イチからその基盤作りをする必要があります。特にマーケティングの部分では最初から検討していく必要がありますね。本当に台湾市場に進出しても利益が出せるのか、ということです。

点矢印画像1.台湾進出は本当にベストなアイディアなのか?
点矢印画像2.台湾市場でどのくらいのパフォーマンスをあげることができるのか?
点矢印画像3.そのビジネスモデルは儲かる仕組みになっているのか?

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