台湾進出で成功するためのイノベーションを開発する3つのスキル

2015-05-22

台湾進出で成功するための重要な要素の一つは、イノベーティブなアイデアを創造できるかどうかということです。一昔前であれば、企業はターゲット顧客が不便、不満に思っていることを見つけ出し、それを満たすだけの商品を提供することは比較的簡単でした。

しかし、消費者一人ひとりの生活が豊かになり、巷には多くのサービスや商品で溢れかえっています。そんな中で各企業は、消費者の需要を掘り起こし、それをピンポイントで提供することをは大変困難になってきています。この埋もれた消費者の需要を掘り起こすにはイノベーティブな考えを創造する力が非常に大切になってきます。

台湾進出においても、この重要さは変わりありません。当協会の今までの台湾ビジネスの経験からして言えば、台湾人は比較的イノベーティブな力を持っている人が多い、と思っています。

台湾人は日本から取り入れた多くの技術や考え方があるのは間違いありませんが、台湾独自で発達した便利なサービスや商品も数多く存在します。
台湾進出をすることとなれば、そのようなイノベーティブなアイデアをもった企業と競合してことになります。

今回の記事では、台湾進出をめざす経営者が、是非持っておきたいイノベーターになるための3つのスキルをご紹介します。

ゆび矢印台湾進出で成功するためのイノベーションを開発する3つのスキル

赤やじるし1.質問するスキル
赤やじるし2.実験するスキル
赤やじるし3.人脈を形成するスキル

質問するスキル

ディスカッションでは、適切な答えを見つけ出すことよりも、適切な質問をすることの方がよりディスカッションを活発にします。しかしながら、適切な質問をすることは非常に難しいのです。そこで適切な質問を投げかけるためのヒントをいくつかご紹介しましょう。

ゆび矢印●当たり前のことを疑ってみる。
社会には多くの人が当たり前だと思ってる事で溢れかえっています。しかしそれは本当なのでしょうか。常識を疑ってみる事も時として非常に大切です。そうすることでイノベーティブなアイディアが生まれることもあるのです。

たとえば、「マーケティングリサーチは、顧客の本当の声を知るために重要である。」
これは多くの人が信じている常識かもしれません。しかし本当にマーケティングリサーチが顧客の本当の声をするために有効な手段なのでしょうか。

事実、いくつかのビジネス文献には、「(ある条件を満たすと)マーケティングリサーチは役に立たない。」としているものもあるのです。台湾進出において、マーケティングリサーチを検討しているのであれば、本当に必要かどうかをまず考えて、常識を疑ってみることも必要です。

ゆび矢印●悪魔の代弁者(デビルズ・アドボケート)になってみる。

悪魔の代弁者(デビルズ・アドボケート)とは、物事に対して敢えて異議を唱える人のことをいいます。それは、本当に意義を唱えている場合もあれば、異議を唱えている役を演じている場合もあります。

30209bb6985d92895140f13a8e683d0f_s悪魔の代弁者(デビルズ・アドボケート)になることで、一つのテーマに対して、賛成派と反対派の意見を戦わせることになります。それから、よりイノテベーティブなアイディアを出そうとする手法です。

例えば、「現代社会において冷蔵庫は必須アイテムである。」という意見に対しておそらく99%の人は「賛成」と言うでしょう。しかしながら、ここであえて反対を唱えてみるのです。そしてその理由を論理的に説明するために、頭をフル回転させるのです。
このような事議論を通じて、例えば「冷蔵庫に入れなくても常に冷えたビール」が開発されたり、冷蔵庫を使わない食品保管方法が生まれたりするのかもしれません。

あえて反対意見を出して、そこから互いに新しいアイデアを生み出していくには、この悪魔の代弁者(デビルズ・アドボケート)が有効です。

ゆび矢印●制約を受け入れる。
自分自身に対し「もし〇〇がなかったら?」と言う質問を投げかける手法です。

台湾進出の準備をする経営者は、台湾進出に必要なだけの資金を用意し、台湾で事業展開するのに不可欠な台湾人社員を採用し、事前に調べ上げた台湾の法律規制にのっとった戦略を組み立てることになります。

ec4d751079f2e3815883c521e59d16e9_sそんな中であえて、
「もし資金が今の半分しかなかったらどうするか?
「もし必要としていた人材が確保できなかったらどうするか?」
「もし台湾の急な法律改正があったらどうするか?」
などの質問を自分自身に投げかけ、それに対応するす戦略を組み立てていくのです。

その過程を通じてイノベーティブなアイデアが生まれてくるのです。

2.実験するスキル

d8307ef688af8951f83beacce8ee9e4c_sハーバードビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授が2009年に発表したInnovator’s DNAの記事によれば、イノベーティブな起業家たちは、様々な失敗や成功を繰り返し、最終的にイノベーティブな商品やプロセスを開発してきているとしています。

初めての台湾進出の場合は、多くの不確定な要素があり、リスクも高いと考えることでしょう。そんな中で、小さな失敗を繰り返し徐々に成功近づけていくことが大切です。

小さな失敗を繰り返すことです。台湾での自分たちの事業が、どのような反応があるのかを実験する力が必要です。一気に大きな投資をするのではなく、ある程度の資金の余裕を残しておいて、小さな成功と小さな失敗を繰り返していくことで、台湾での事業を展開していくうえで、優先順位が徐々に明確になります。

実験を繰り返し、市場で色々と試してみることで、イノベーティブなアイデアを創造する力が鍛えられ、イノベーティブな商品やプロセスが生まれてくるのです。

3.人脈形成するスキル

イノベーティブなアイデアを想像できる人は、常に自分の専門分野以外の人と交流することでその知識の幅を広げています。

普通のビジネスマンは、人脈形成を、自分の商品を売り込むための手段、コネ作り、魅力的な資源や能力を持った人たちのアクセスの手段としてしか考えていません。しかし、そこでネットワークを広げることができても、自分自身がイノベーティブな考えを創造する力を身に付ける事はできません。

専門分野と全く異なる人と交流することで、今まで自分が考えもしなかった発想や意見を聞くことができます。また年代も自分よりも20歳以上年上や年下の人たちと交流することで、同世代と付き合っていては到底考えつかなかった発想に出会うことができることも多くあります。
このように、人脈形成をするスキルといっても、全く異なる分野での人たち、世代の違う人ったちとの交流を通じて、ネットワークを形成していくことが、イノベーティブなアイデアを創造するヒントとなるのです。

まとめ

台湾進出で成功するためには、自己のイノベーション力を身に付けることが大切です。
その力を開発するために必要なスキルは以下の3つ。
赤やじるし1.質問するスキル
赤やじるし2.実験するスキル
赤やじるし3.人脈を形成するスキル

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