台湾新幹線(高鐵)が破綻の危機。3月にも資金ショートの恐れ。

2015-01-11

DSCF25272007年開通以来、台北から高雄までの交通を一気に便利にした台湾新幹線(高鐵)ですが、経営不振から今年の3月ごろに破綻の危機を迎えています。3月に破綻した場合は、台湾政府が6月末までに接収作業に取り掛かるとの方針を示しました。

毎日約13万人の乗客が台湾新幹線(高鐵)を利用していますが、その乗客数は、当初予定の半分ほどとされており、開通から7年、その経営は順調ではありませんでした。台湾の大手建築会社である大陸工程股份有限公司を始め、富邦、長榮など5社による300億台湾ドルの出資で1998年に台湾新幹線の完全民間の台灣高速鐵路股份有限公司(台灣高鐵公司)が設立されました。しかしその資金は少なすぎ、政府から出資もありませんでした。

台湾の行政院交通部によると台灣高鐵公司の現在の手元資金は18億台湾ドルですが、一部の優先株主が配当金の支払いと下部の買い戻しを求めて提訴をしています。3月に判決が出る支払命令で手元資金を超えると破綻するとのことです。

台北から高雄まで約1.5~2時間で運行することからビジネスマンを中心に利用されています。台灣高鐵公司は乗客を確保するために、事前予約すると一定の割引をしたり(早鳥優惠)、チケットの半券でスターバックスのコーヒーが一杯サービスなどの販促活動を行ってきましたが、思うように乗客数は伸びていません。

今後の台湾新幹線(高鐵)の動向には注目です。

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