台湾人とビジネスをする上で知っておくべき4つのこと

2014-10-05

台湾に進出したら、会社を設立するにせよ、ビジネスパートナーと協働するにせよ、台湾人と協力して商売をしていくことになります。日本と台湾は他の国に比べ密接な関係、交流があるとはいえ、それでも言語、文化、教育は日本とは異なり、それ故に、相手の言動が理解できなかったり、場合によっては腹立たしくなったりすることもあると思います。

特に、プライベートではなく、ビジネスとして台湾人と接して業務提携をしたり雇用関係となったりした場合は、お互いの長所を活かし短所を補いながら、ひとつの目標に向かって助け合っていくものです。楽しいことも辛いことも共に経験しながら、これから成功に向かって歩んでいくものです。

海外志向が日本以上に強い台湾人は、外国人と文化が違うことを大変理解しており、素直に受け入れたうえで、諸外国とビジネスをしています。台湾進出で台湾人と仕事をするなら、日本人としても、彼らの文化を理解し受け入れ、時には許すことが成功への第一歩です。

下記は、これまで15年間台湾人と関ってきた中での私なりに考える台湾人の特徴です。
あくまでも、私個人的な意見ですが、台湾人とビジネスを行う上で参考になるかと思います。

1aa6e50b9d28c3f24a6db9bcf1134b76_s

台湾人とビジネスをする上で知っておくべき4つのこと。

ゆび矢印1.台湾人は自分に優しく他人にも優しい。
日本人は商品技術や品質、納期に対して非常に厳しいです。自分達が決められた品質、納期を守るのはもちろんであり、取引先にも同じレベルを要求します。取引先が守れていないと腹立たしくなり電話で怒鳴ったりする光景もあるのではないでしょうか。
日本人は自分に厳しく他人にも厳しいのです。

それに対して台湾人の場合は、日本人ほど品質や納期に厳格ではありません。
そのため、不良品が頻繁に発生したり欠品が出たりすることも多々ありますが、他人にも優しいため、目くじらを立てて怒ることは日本人ほどないと感じます。彼らにしてみれば、日本人はなぜそんなに厳しいのか、怒るのか分からない、と思っています。台湾人は自分に優しいのですが、他人にも優しいのです。

2a0d11c3d0de488ccafba22a07b1a306_m

ゆび矢印2.時間感覚の違いがある。
日本人は会議開始時間の5分前には全員が揃います。
台湾人は会議開始時間の5分後に全員が揃います。

ちょっと極端かもしれませんが、傾向としてこういうところがあります。

台湾人にとって、会議開始時間はあくまでも目安です。5分遅れてきたことに腹を立てないようにしましょう。この時間的感覚の違いは、たまに日本人をイライラさせることがあります。でも、台湾人からしてみれば、なぜ会議に5分遅れてきただけでそんなにイライラしているのか、理解できません。5分遅れることが会社にとってそんな致命的なのか?という話です。

「会議時間をきっちりと守り、事前に決めた通りきっちりと行いたい日本人」と、「物事は変更して当たり前、結果が出れば過程はそれほど重要視しない台湾人」との間に考え方の違いが生じます。ビジネスは、まずはプレイヤー同士がお互いを認め合うことにあります。お互いにが理解しあい、許せるところは許してお互いに協力しあうことが大切です。

ゆび矢印3.台湾人は外国の文化を積極的に取り入れる。
台湾人は諸外国を常に観察しており、各国の良いところを取り入れこれまで発展してきました。
子供の英語教育は日本以上に盛んで、アメリカンスクール、ブリティッシュスクールは増え続け、
大学生、大学院生はみな欧州やその他のアジア地域などに留学を目指しています。

欧米で流行のキャラクターやグッズもどんどん台湾に輸入されています。
最近では、ハリウッド映画の上映も日本よりも先に公開することも多くなりました。
日本よりも早いスピードで欧米文化を積極的に取り入れています。

日本についても、日本文化、ビジネス文化の良いところは積極的に取り入れます。
日本で新刊された日本のビジネス書は、数日後には翻訳されすぐに台湾の書店に並びます。
日本で良い考え方、仕事のやり方などを積極的に取り入れ、自分たちのものにしてしまおうと言う情熱がひしひしと伝わってきます。

5a1bcc6190ac35e7be27b8c4baee495f_m

ゆび矢印4.台湾人は失敗を恐れない。
台湾人は失敗を恐れず何でもトライします。
「やってみてダメだったら、またやればいい、今後は違う方法でやってみればいい。」という考えが根本にあります。それゆえに、台湾人の特許申請数は世界で一番多いもの頷けます。
一方で、日本人は失敗することを(私に言わせれば)極端に恐れています。特に日本のサラリーマンは失敗することを許されていません。そのため、台湾人の積極性に驚く日本人ビジネスマンも多くいます。

会社勤めでサラリーマンでいるよりも自分で会社を立ち上げ経営したいと考えている台湾人は日本人と比べ物にならないくらい多く、失敗してもめげずに、すぐに新しい会社を立ち上げる商魂たくましいところがあります。

まとめ

海外志向の強い台湾人は日本人と文化が違うことを理解し、素直に受け入れている。
日本人としても、彼らの文化を理解し受け入れ、許すことが、台湾人とのビジネスで成功するために大変重要な要素である。
ビジネスにおける台湾人の特徴は以下の4つ。
点矢印画像1.台湾人は自分に優しく他人にも優しい。
点矢印画像2.時間感覚の違いがある。
点矢印画像3.台湾人は外国の文化を積極的に取り入れる。
点矢印画像4.台湾人は失敗を恐れない。

Copyright(c) 2017 BATH All Rights Reserved.