台湾でフランチャイズを展開するために知っておくべき3つのコト

2015-03-27

台湾という新市場に進出し新規事業を始めるということは、新たな希望がある一方で、そう簡単に成功するというものでもありません。業界や商品にもよりますが、日本の市場とは違った経営戦略、マーケティング戦略、人事戦略、組織戦略などを策定し、台湾市場にマッチした戦略でパフォーマンスを上げていく必要があるのは当然のことですよね。

では、台湾市場で成功を掴む可能性を高めるには、どんな方法があるのでしょうか?
その答えの一つとしてフランチャイズという手段が考えられます。日本同様に、台湾でもフランチャイズビジネスが大変盛んなのです。日本企業がフランチャイザーとなって、台湾の企業をライセンシー(加盟店)として迎え入れ、台湾市場での成功を目指すことが一つの手段です。

特に台湾では、日本ブランドを尊重する傾向が非常に強く、日本ブランドであるだけで他の国のブランドよりも有利に働く事は多々あるのです。日本ブランドと言う強みを十分に利用して、フランチャイズビジネス展開を台湾で行うのも一つの手では無いでしょうか。

台湾でフランチャイズを展開するために知っておくべき3つのコト

142944d3722465be7f9b3c4913cf9a91_sゆび矢印1.ライセンシー(加盟店)にビジネスシステムを理解してもらう。
フランチャイズビジネスを展開する場合、ライセンシー(加盟店)となる企業は、通常の業務提携をする場合に比べ、その業界での知識は浅いのが普通です。日本のフランチャイズビジネスでもそういった点があるかと思いますが、「初心者でも気軽に始められる。」ということを売りにして、多くのライセンシー(加盟店)を集めるフランチャイズの本部もありますよね。

ライセンシー側も、フランチャイズの本部からしっかりとしたビジネスシステムの説明を受け、業界に対する深い知識がなくても参入できると考えています。ですので、台湾進出でフランチャイズビジネスを展開したいと考える場合は、台湾でライセンシー(加盟店)になる企業は、基本的に業界の素人であると考えておいた方がいいかもしれません。

フランチャイズのライセンスを受ける台湾企業側にとっては、イチから自分たちで何かビジネスモデルを作り上げたいわけではなく、強力なブランド力に乗っかかって自分たちの販売網を利用して利益を上げたいと思っているのです。

そのため、台湾でフランチャイズビジネスを展開する場合は、日本企業のフランチャイズ本部がマーケティング戦略を策定し、商品、価格、販促物などを用意し、ライセンシー(加盟店)に配布する必要があります。これらのマーケティング戦略には、台湾現地のマーケティングを十分に熟知している必要があり、ライセンシー(加盟店)とは別にマーケティング戦略を策定するためのビジネスパートナーをつける必要が出て来るかもしれません。

実際に販売網を開拓するのはライセンシー(加盟店)側になりますが、フランチャイズ本部の役割として「あなたは何者か。」「あなたは何を販売しているのか。」「商品の品質はどれくらいなのか。」「価格はいくらなのか。」と言うことを、エンドユーザーに対してアピールする必要があるのです。

ゆび矢印2.販売網を一気に拡大することが可能となる。
フランチャイズを利用することで、強力な販売網を短時間にして獲得することが可能になります。もしこれを自分たちだけでやろうとすると、まずは台北を拠点に2年後、3年後と徐々に南下していく、というような時間も労力もかかる販売拡大を強いられる可能性もあります。
一方で、フランチャイズビジネスで展開しようと思うと、台北、台中、高雄、など主要都市に同時に参入し、ライセンシー(加盟店)が持つ販売網をうまく利用して、短時間で販売ネットワークを台湾中に拡大することが可能となるのです。

販売を一気に拡大できることは、日本企業にとって大変魅力的な事では無いでしょうか。自分でビジネスモデルを作ることなく、そして大きな投資やリスクもなく、強力なブランドを活かすことができるというこのフランチャイズのビジネスシステムは、多くの台湾人が好むビジネス形態でもあるのです。

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ゆび矢印3.強力なブランド力を持っていることが大切。
台湾に進出する際は、ある程度日本でも成功しているブランドを持ってくることが必要になってきます。既述の通り、ライセンシー(加盟店)側は強力なブランドをすでに確立されたシステムの中で売りたいと思っているのですから、日本で実績のないようなブランドを売りたいとは思わないでしょう。

世界有数の大ブランドとはいかないまでも、ある程度日本での実績もある商品ブランドを引き下げて、台湾でも徐々にそれを育てていくという姿勢を持つことが大切になってきます。

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まとめ

多くの台湾人は、日本ブランドに対して大変好意的な印象を持っており、フランチャイズというビジネス形態を好んでいる台湾企業も多いです。そのためフランチャイズで台湾に進出するという事は有効的な手段のひとつと考えて良いでしょう。

そのフランチャイズビジネスで押さえておくべきポイントは以下の3つです。
点矢印画像1.ライセンシー(加盟店)をしっかりと教育する必要がある。
点矢印画像2.販売網を一気に拡大することが可能となる。
点矢印画像3.強力なブランド力を持っていることが大切。

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