優秀な人材の海外流出が問題の台湾。生活と教育の整備を。

2016-06-17

海外から優秀な人材を惹きつけ台湾での就労、創業、投資を促進するべく、台湾政府は経済の自由化や市場開放、そして現在外国人に対する各種優遇措置、生活環境の向上などを協議しています。
中央社によると、行政院国家発展委員会は、

「台風で仕事や授業が休みになったとき、英語でその情報を取得するのが容易ではない」「外国人専用のオンライン確定申告システム『e-filling』が使いにくい」
「銀行の現金自動預け払い機(ATM)の英語版操作画面が分かりにくい」

などといった外国人の台湾での生活の不便を解消するための話し合いを行いました。優秀な人材を惹きつけるためには、生活環境を整え、その国に住みたいと思わせることが大切です。

また、質の高い大学教育を提供することも重要です。多くの留学生は、その国での学習環境の他、世界大学ランキングなどを参考に留学先を選択します。特に発展途上国の学生たちは海外で質の高い教育を受けることで将来の大きなキャリアアップを期待しています。

台北の国立政治大学、台南の国立成功大学のMBAなどでは中国語ではなく英語による講義を行っており優秀な人材を招致するシステムを整えています。

また、先日発表された創立50年以内の大学に限定した世界大学ランキングでは、
43位 国立台湾科技大学、96位 国立陽明大学、101位~150位に国立中山大学、私立元智大学、私立長庚大学と、台湾からは5校がランクインしています。

台湾では優秀な台湾人の海外流出が問題になっています。国際競争力を維持し向上させていくためには、生活環境や教育環境をさらに整え、優秀な台湾人の確保、そして優秀な外国人を確保していくことが台湾の大きな課題と言えます。

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