三井林口アウトレットパークオープン。台湾消費者を引き付けるマケ戦略は?

2016-01-22

昨年秋にオープン予定だった「三井林口アウトレットパーク」が新北市林口に1/27正式オープンします。
これは、台湾の遠雄建設と日本の三井不動産による合弁会社「三新奧特萊斯(股)公司」(出資比率は、遠雄建設30%、三井不動産70%)が開発したもので、総面積42,500坪、地上3階、地下1階で、台湾北部最大のショッピングモールとなります。合計で220店舗が入り、うち15%が日本ブランドだということです。

三新奧特萊斯(股)公司は、この三井林口アウトレットパークでの初年度の営業目標を60億元としています。

三井不動産は、日本以外での長期的な海外展開戦略を打ち出しており、アジア地区にターゲットを置いています。特に台湾は、親日家がとても多く、双方の観光客の行き来も近年大変盛んになっています。

台灣蘋果日報 によると、三新奧特萊斯(股)公司の總經理和田山竜一氏の話では、本ショッピングモール設計の段階で、近辺の消費人口や台湾消費者の日常需要などを研究しアウトレット以外の映画館や大型スーパー設置だけではなく、飲食の比率を大幅に上げたとのこと。また、和田山氏は、台湾の気温は日本よりも高く室内でのショッピングに慣れているが、屋外の空気を吸ってショッピングする楽しみを提供したい、と話しています。

プロジェクトの企画段階で、徹底的に消費者嗜好に合わせるか、それとも(言い方は悪いですが)消費者を教育させ新しい行動パターンをとってもらうか。マーケティングにはこの2つのアプローチがありますね。教科書通りで行くなら前者、アップルのようなイノベーティブな戦略に挑戦するなら後者です。

和田山氏は、飲食比率アップなど台湾消費者に合わせた企画のほか、屋外ショッピングを提供する、消費者に新しい行動パターンを推進した形になりますね。

※画像はイメージです。
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