ファストファッションの競争が激化。台湾アパレル業界事情。

2015-01-23

DSCF1357今回は台湾のアパレル業界についての記事です。
台湾のアパレル業界では、昨今ファストファッションの競争が激化している、と台湾中央社が伝えています。ファストファッションとは、最近の流行を取り入れた低価格帯の衣料品ブランドのことで、通常そのプロダクトサイクルは短く、各社は短期間で大量生産し販売するのが特徴です。

中央社の記事によると、台湾一の激戦区となっているのが、台北の東區エリアです。
日本ブランドのユニクロを始め、スペインのZARAやアメリカのGAP、韓国のE-Land、スウェーデンのH&Mなど多くのファストファッションブランドがひしめき合っています。

以前は一着約2,500元(約8,500円)の衣料品が主でしたが、これらのブランドの台湾進出によって、約1,000元(約3,300円)かつオシャレな衣料品への需要が移行しているのです。

東區エリアは、東京でいう青山から表参道にあたるかと思います。ファッションに敏感なビジネスマン、OL、家族連れで多く賑わい、洋服だけでなく、上品な雰囲気のカフェやレストランも多くあります。日本人観光客にも有名な小龍包の名店、ディンタイフォン(鼎泰豐)もこのエリアに店舗を構えています。

この東區のように競争の激しいエリアでは、流行商品の入れ替わりが激しいだけでなく、
店の入れ替えも激しいものです。つまり、生き残れないお店はどんどん潰れている、ということです。この前行ったお店が、次に行ったときにはなくなっていた、ということもよく起こります。

B to Cの事業で台湾に進出するときに重要なのは、そのロケーションであるのは言うまでもありません。東區のような人気のエリアは集客に有利な半面、家賃も高く競争が激しくなります。

ファッションに敏感なビジネスマン、OLをターゲットにするなら、東區エリアが適してかもしれません。
もっと若い層、高校生、大学生をターゲットにするなら、若者の街、西町門エリアが適しているかもしれません。
富裕層や駐在日本人とその家族をターゲットにするなら、天母エリアが適しているかもしれません。

ターゲット顧客はどこなのか、それによって出店する場所を選択することは大変重要です。

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