インバウンド戦略:Facebookでブランド認知度を高めるコツ6つ

2016-11-04

フェイスブック(Facebook)は台湾人にとっても日本人にとっても代表的なウェブでのコミュニケーションツールです。今回は、観光客に対してインバウンド戦略を考えている日本企業にとってとても大切な話をさせて頂きます。

台湾人の多くはフェイスブック(Facebook)を使って、やれこんなお店に行ってきただの、やれこんな商品を買ってきただの、友人、知人、しいては赤の他人にまで情報をシェアしています。お気に入りのお店や商品の情報も、頻繁にフェイスブック(Facebook)を使って入手しています。

特に「非日常」の証である海外旅行をしようものなら、海外で目にしたもの、口にしたものを次々とフェイスブック(Facebook)にアップをしていくことでしょう。日本では若者のフェイスブック(Facebook)離れが進み、流行は少し落ち着いてきたとは言え、まだまだ30代~40代を中心に多くの台湾人が日常生活の中で使用しているSNSツールです。

では、日本に訪れる台湾人観光客の多くが購入してフェイスブック(Facebook)にアップするものは何があると思いますか?

その中のひとつが日本のお菓子です。

今回は日本のお菓子メーカーが、フェイスブック(Facebook)に利用して、台湾人観光客を呼び込むためのインバウンド戦略を例に、フェイスブックでブランド認知度を高める6つのコツをご紹介します。

1.繁体字中国語版のフェイスブックを開設する。

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是非、日本のお菓子ーメーカーさんにやって頂きたいことはフェイスブックを繁体字中国語で記事をアップしていくことです。

大掛かりな翻訳をする必要はありません。数行の中国語をアップするだけでよいです。それであれば大きな費用はかからないはずです。

翻訳会社にパッケージで発注することもできますし、日本語が堪能な画学生や専業主婦に依頼してコストを抑えることもできます。

2.画像を多用する。

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フェイスブックは、友人やお気に入りの企業や団体の記事をスクロールしながら流し読みしていく性質のものです。がっつりと文字を並べても多くの人は注意深く読むことはないでしょう。ですので、文字は極力少なくし逆に画像を多用するようにしましょう。

文字が少ないということは翻訳費用削減にも繋がります。画像を増やすことで視覚から情報を提供することができます。また、一般的に文字だけの記事よりも画像を入れた記事の方がシェアをされる確立が高くなり、記事の拡散にも繋がります。

3.売り込みをしない。

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これはとても大切なことです。
お客さんは追うと逃げていくものです。

いくらフェイスブックという媒体をもったとしても、それを売り込みの場所と捉えてはいけません。フェイスブックはあくまでも情報提供の場です。

あなたが日々の生活を送ってい中で、電話、ダイレクトメール、eメール、訪問販売などの売り込みにうんざりしているんじゃありませんか?

それは台湾人も同じです。
せっかく興味をもってあなたの会社のフェイスブックを「いいね」してくれたのに、それが毎回売り込みをするような記事ばかりだと読む気が失せて「いいね」を取り消ししてしまうことでしょう。

読み手が興味のある、そしてシェアをしたくなるような記事をアップしていくことがとても重要です。

それは自社の商品だけにとどまりません。お菓子メーカーとしてお菓子に関する周辺情報であったりします。

たとえば
「台湾で人気の日本のお菓子ランキング」
「当社社員が台湾メーカー●●のお菓子を食べてみた」
など。

遊び心をもった記事がシェアされ、拡散のきっかけになります。

4.人間味を持つ。

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フェイスブックには、読み手に興味のある記事をアップしていきましょう、と上述しました。それは人間味のある記事でもあります。活動やイベントの報告であったり、社長や社員の趣味や特技の情報などです。

特に社長や社員がプライベートで台湾旅行したよ、というような記事はきっと読み手に親近感を与えることができるでしょう。

5.定期的な記事アップ。

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せっかくフェイスブックを開設しても、記事のアップが月1回や2回くらいだったら、ブランド認知を高めることはできません。定期的にアップしていかなければどんどん忘れ去られてしまいます。1日数回、最低でも2日に1回はアップしていきたいところです。

こんなことをクライアントの経営者に話すと嫌な顔をされます。
「定期的にアップしている時間がない。」
皆さん決まってこんなセリフを言います。

別に毎日管理する必要はありません。フェイスブックでは記事アップの時刻設定が可能ですので、週1回、一週間分をまとめて作成しておいて、アップするタイミングを設定しておけばよいだけです。また、記事の内容やターゲットによって一日うち、どの時間帯にアップするのかも考える必要があります。

それでも「時間がない。」というクライアントの経営者の方も多くいます。それに対して私は、「やってください。」というしかありません。
それでもやらないのなら、ライバルに先を越されるだけです。

6.自社サイトへ誘導する。

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いくら自社のフェイスブックを開設したといっても、忘れてはいけないのは、フェイスブックはあくまでもフェイスブック社の所有物であるということです。
大きなショッピングモールにテナントで入るようなものです。モール運営者が「今日で当モールを閉鎖します。」と行ったらそれでお仕舞いになってしまうんです。

つまり、どんなに素晴らしい記事をアップしつづけて、綺麗なデザインにして、魅力的な画像をいっぱい貼り付けても、フェイスブック社が「今日からフェイスブック辞めます。」と言ったらすべてが無になってしまいます。

ですから、自社物件、つまり自社サイトを持っておくことは必要なのです。フェイスブックから自社サイトに誘導できるような仕組みも構築していくことを考えましょう。

まとめ

今回は、日本のお菓子を例にインバウンド戦略を考えてみました。

日本のお菓子メーカーとしては、このチャンスを見逃すわけにはいきません。彼らがフェイスブックを日々使用しているのなら、メーカー側も同じ領域に入り込んで自社商品をアピールし、彼らが日本に来た際に、名指しで購入してもらう仕組みを作っていけたらいいと思いませんか。

おそらく多くのお菓子メーカーさんは「そこまでやるほどのことでもない。」とおっしゃるかもしれません。でも逆に考えてみれば、それだけのことでグンと競合が減っていることを意味します。これは市場をある程度独占できるチャンスになりえます。(今のウチは)

点矢印画像1.繁体字中国語版のフェイスブックを開設する。
点矢印画像2.画像を多用する。
点矢印画像3.売り込みをしない。
点矢印画像4.人間味をもつ。
点矢印画像5.定期的な記事アップ。
点矢印画像6.自社サイトへ誘導する。

以上6つのフェイスブックでブランド認知度を高めるコツを意識してマーケティングにコツコツと取り組めば、数年後にはライバルに大きな差をつけることができるはずです。

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